仙台市中央卸売市場では秋サケの入荷が本格化し、宮城の郷土料理「はらこ飯」の試食会が開かれました。

仲卸業者
「あ~秋だなって感じですよね」

キラキラと輝くたっぷりのイクラに脂の乗ったサケ。

この試食会は旬の秋サケの魅力を伝えようと、北海道漁連と仙台水産が毎年この時期に開いているもので、9月18日は北海道の秋サケとイクラ、宮城県産の新米を使ったはらこ飯が、市場関係者に振る舞われました。

試食した人
「味は最高です」
「色んなだしが効いていて、すごく食べやすくておいしいです」

記者リポート
「いただきます、サケほっろほろ。いくらプッチプチ染みて染みて秋来てます」

18日は北海道産の秋サケ約800匹が入荷し、競りでは1キロあたりメスが高いもので2000円、オスが1500円で取り引きされました。

北海道漁業協同組合連合会 鳥毛康成代表理事常務
「例年以上に低調な水揚げになるというようなスタートだったんですけど、大きさについては今年も小型化傾向は否めないかなと思う」

市場関係者によりますと、近年、海水温の上昇などの影響で秋サケの水揚げ量は全国的に減少が続いていて、今年もその傾向が続くということです。

仙台放送
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