埼玉県でおきた道路の陥没事故を受けて、全国的に実施されている下水道管の特別重点調査で、広島県は、1年以内に対策が必要とされる緊急性の高い下水道管の距離が、全国で4番目の長さだったことがわかりました。
この調査は2025年1月、埼玉県八潮市で起きた道路の陥没事故を受けて、国が全国の自治体に要請して行っているものです。
国土交通省によりますと、1年以内に修繕などの対策が必要とされる緊急性の高い下水道管は、県内でおよそ5.2キロ確認され、41都道府県の中で4番目の長さだということです。
このうち広島市内では、調査対象およそ53kmのうち、0.4kmほどで腐食やたるみが確認され、1年以内に修繕や改築といった対策を実施するということです。
この調査は来年2月に完了する見込みです。