広島市内に5つある国の史跡の1つ「原爆ドーム」が18日正式に「国の特別史跡」に指定されました。
1995年に「国の史跡」に指定され翌1996年には世界文化遺産にも登録された原爆ドーム。
爆心地からおよそ160メートルの至近距離で被爆し、爆風と熱線で内部は全焼したものの奇跡的に倒壊を免れました。
国の文化審議会は今年6月20日、「原爆ドーム」を国の史跡から「特別史跡」に格上げするよう文部科学大臣に答申。
18日、文部科学省が「特別史跡指定」を告示しました。
県内では「厳島」と「廉塾ならびに管茶山旧宅」に続く3つ目の特別史跡で広島市内では初の特別史跡となります。