愛媛県今治市に住む60代の男性が、SNSで知り合った相手からウソの暗号資産の投資を持ちかけられ、約770万円相当をだまし取られました。警察は被害届を17日に受け、SNSを使った投資詐欺事件として捜査しています。
被害にあったのは今治市内に住む無職の男性(60代)です。
警察によりますと男性は8月初旬、SNSで日本人の女を名乗る相手からメッセージが届き、その後にチャットアプリで「叔父が投資家なので確実に儲けられる。一緒にやりませんか」とウソの投資話を持ちかけられました。
そして指定された暗号資産の取引サイトに登録し、8月23日から30日にかけて310万円分を送信。サイト上で3000万円近い価値が出たように表示されて出金を試みたところ、サイトのカスタマーセンターを名乗る相手から税金の支払いを口実にされ、9月15日と16日の間に約460万円分を送金。あわせて約770万円相当の暗号資産をだまし取られました。
男性は金融機関から不審な履歴の事情を聞かれ、被害にあったことが分かりました。
警察はSNSを使った投資詐欺事件として捜査。SNSで知り合い一度も会ったことがない相手から投資に誘われた場合は詐欺を疑い、ダイレクトメッセージを受け取れる範囲の設定や、公開する情報に十分注意するよう呼びかけています。
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