秋雨前線の通過で県内は局地的に非常に激しい雨が降り、白山市白峰では1時間に降った雨の量が9月の観測史上最大を記録しています。
石川県内を南下する秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定となり、県内は朝から断続的に雨が降っています。
白山市白峰では午前10時40分ごろまでの1時間に9月としては観測史上最も多い61.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、宝達志水町でも41ミリの激しい雨を観測しました。
このあとも県内は大気の非常に不安定な状態が続くとみられ、気象台は1時間に降る雨の量をいずれも多い所で加賀、能登ともに40ミリと予想しています。
このため夕方にかけて能登では土砂災害に警戒するとともに、県内全域で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意、警戒を呼びかけています。