9月17日は国民的歌人・若山牧水の命日です。ふるさとの宮崎県日向市では、牧水を顕彰するイベントが開かれました。
日向市や地元の顕彰会などでは、毎年、牧水の命日に合わせて牧水祭を開いています。17日は親族や顕彰会のメンバーなどおよそ150人が出席し、牧水と妻・喜志子の短歌が刻まれた歌碑に酒をかけました。また、「牧水」と名乗るまでの創作のストーリーを描いた朗読劇が上演されました。
(若山繁役 坪谷小学校6年 山口創大さん)
「ぼくも歌を作ることが好きじゃ。今それが一番の生きがいじゃ。」
母校、坪谷小学校の全校児童2人や県の内外の劇団員などが情緒豊かに演じました。
(坪谷小学校6年 水野大珠さん)
「一生懸命頑張れたのでよかったです。(観客が)笑っていたので嬉しかったです。」
若山牧水は43歳で亡くなるまでに、およそ9000首の歌を詠み、今でも多くの人に親しまれています。