高知県内の企業が抱える課題の解決策を高校生が考える特別授業が土佐女子高校で始まりました。

土佐女子高校の1年生約100人が取り組むのは「こじゃんと探究」と銘打った特別授業です。初回の17日は、県内の5つの企業が実際の課題をもとに生徒たちに考えてほしいテーマを説明しました。テーマは「地域の文化を取り入れた商品提案」や「事業の広報イベントの考案」などで、生徒らはグループに分かれて解決策を半年かけて考えます。

生徒:
「金星製紙さんのこと全然知らなかったけど思ったよりも身近に使われてて、自分たちももっと知っていけるように県内の人も県外の人にも胸張って伝えていけたらなって」

エースワン・天羽智彦 取締役:
「我々じゃ考えつかないような自由な発想で考えていただいたら探究学習の目的に沿うことになるんじゃないかなと期待しております」

この取り組み「こじゃんと探究」はさんさんテレビと県内の企業が高校の必修科目である「探究学習」をサポートするため2024年度から行っています。土佐女子高校の生徒たちは年内に中間発表を行い、企業からのフィードバックを受け、年度末に最終の成果発表を行う予定です。

高知さんさんテレビ
高知さんさんテレビ

高知の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。