連休明けの東京株式市場、日経平均株価は、取引時間中の最高値を更新して、一時、史上初めて4万5000円を上回りました。

景気の先行きに楽観的な見方が投資家の背中を押す展開が続いています。

平均株価は、取引開始直後に4万5000円の大台にのせました。

相場を押し上げているのはアメリカからの株価上昇の流れです。

アメリカでは、16日から金融政策を決める会合が開かれますが、景気を支えるため、政策金利を引き下げる利下げが決まるという観測が強まっています。

日本経済にも好影響が広がるとの見方から、東京市場でも買い注文が加速しました。

市場関係者が注目しているのが自民党総裁選です。

誰が次期政権を担い、どういう景気対策をとるかが、今後の株価を左右するとの声が出ています。

16日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、15日に比べ、136円01銭高い、4万4904円13銭、TOPIX(東証株価指数)は3173.57でした。

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