9月15日、北アルプス唐松岳で広島県廿日市市の会社員の59歳男性が体調不良のため行動不能となり、16日朝、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、男性は15日、唐松岳に向けて登山中、標高約2600メートル地点で体調不良のため行動不能となりました。
15日午前7時前、同行者から「意識がない登山者がいる」と付近の山小屋にいた長野県山岳遭難防止常駐隊員に救助要請がありました。
常駐隊員と地元の遭対協の隊員が出動し、男性と接触、意識が戻ったことから、近くの山小屋に搬送しました。
男性は自力下山は困難で16日午前6時半ごろ、長野県警ヘリが救助して、松本市内の病院に搬送しました。会話ができる状態だったということです。
男性は14日、ツアーで16人パーティで八方尾根登山口から入山し、15日、唐松岳に向けて登山中でした。