自民党の総裁選挙をめぐり、小泉農水相の陣営は、選対本部長に加藤財務相が就任する方向で最終調整しています。
小泉農水相は今週、立候補会見を開く方向ですが、関係者によりますと、2024年の総裁選に立候補した加藤氏が今回は立候補を見送り、小泉陣営の選対本部長に就任する方向で最終調整しているということです。
加藤氏は保守系議員連盟「創生日本」のメンバーで、安倍元首相と近かったことから、保守層を取り込む狙いがあると見られます。
一方、先週立候補の意向を表明した小林鷹之元経済安保相は16日午後、正式な立候補会見を行います。
林官房長官も午後、立候補の意向を表明し、後日あらためて立候補会見を行う予定です。
さらに、高市早苗前経済安保相も週内の立候補会見を調整しています。
また、茂木前幹事長は15日、地元の栃木県で米作りの現場を視察しました。
茂木敏充前幹事長:
生産者、消費者、お互いがある程度満足できる政策にしていかなければならない。
総裁選は22日告示、10月4日投開票です。