アメリカのトランプ大統領は15日、SNSでFRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長に対し、政策金利の大幅な引き下げを求めました。
トランプ大統領は自身のSNSで、政策金利の判断について、FRBのパウエル議長を「遅すぎる」と批判したうえで「今すぐ利下げを実行せよ。しかも想定より大幅な引き下げを」と投稿しました。
16日から政策金利を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれるのを前に、大幅な利下げに向け、さらに露骨な圧力をかけた形です。
労働市場の減速を背景にFRBは、今週の会合で2024年12月以来の利下げに踏み切るとの見方が広がっています。