イスラエルを訪問しているアメリカのルビオ国務長官は15日、イスラム組織ハマスとの停戦にはカタールの役割が重要だと強調しました。
ルビオ国務長官は15日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した後、会見しました。
ハマス幹部を狙ってイスラエルがカタールを空爆したことにトランプ大統領が不快感を示してきましたが、ルビオ氏は「イスラエルとの関係は揺るぎない」「今後が重要だ」と述べるにとどめました。
またルビオ氏は、「ハマスが排除されるまでガザの未来は始まらない」として、交渉の仲介役を果たすカタールを16日に訪れるとしています。
一方、アラブ諸国は15日に緊急の首脳会議を行っていて、カタールのタミム首長は、イスラエルは「停戦交渉が失敗することを期待している」と批判しました。