岩手県盛岡市の特別養護老人ホーム「なのりの杜」では、グループ施設の入居者や達増知事、内舘市長などが参加し敬老会が開かれました。
会では達増知事が「皆さんが築き守ってくれた豊かなふるさとで、私たちが生まれ育つことができたのは幸せなこと」と祝いの言葉を述べ、2025年度100歳を迎える3人の入居者に祝い状と記念品が贈られました。
これに対し入居者を代表して谷地節子さん(90)が「あすからも元気に生きていきたい」とあいさつしました。
2025年89歳になった長澤美喜子さんは、これまでを振り返り80年前の戦争が一番記憶に残っていると話します。
盛岡市出身 長澤美喜子さん(89)
「学校に行くと『空襲だ~』ってうちまで走ったの。終戦の時は一番大変だったね。(今は)毎日寝て楽しいよ、テレビ見て」
県などの調査によりますと、県内の100歳以上の高齢者は9月1日時点で1284人と過去最多となっています。