首都圏の中学校の修学旅行を誘致しようという取り組みです。
宮崎県観光協会をはじめとした南九州の観光団体に招かれた中学校の校長などが延岡市で地引網を体験しました。
15日は東京の中野区や横浜市などの公立中学校の校長およそ10人が延岡市の須美江海水浴場で地引き網を体験しました。
校長先生たちは遊びに来ていた家族連れと一緒に沖合およそ100メートルに仕掛けられた網を引き上げました。
網にかかったカンパチ、アジ、イカなどが水しぶきをあげ姿を見せると、歓声を上げていました。
(修学旅行研究会 廣渕徹志代表)
「自然教室も兼ね合わせた修学旅行を考える学校も多くなっています」
「宮崎がいろいろいい部分を発信してくれれば関東の中学校の修学旅行に使うところも出てくるのではないかと思う」
「(地引き網は)都会にはないのでこういうのもいい経験だと思います」
首都圏の公立中学校の修学旅行先はこれまで京都や奈良などでした。
しかし外国人観光客の増加で宿泊施設が高騰していることもあり九州が注目されています。
県観光協会では誘致実現に向けて2年先、3年先を見て繰り返し宮崎の良さをアピールしたいと話していました。