2031年度に供用開始を予定している宮崎市役所の新庁舎の基本設計案について、市民向けの説明会が開かれました。
宮崎市役所の新しい庁舎について、宮崎市は8月、基本設計の案を公表しました。
9月15日はこの基本設計案について、宮崎市民プラザで初めて市民への説明会が開かれ6人が出席しました。
説明会では、基本計画よりも事業費がおよそ59億円増えおよそ379億円となることや、維持管理費などについての意見が寄せられました。
(宮崎市民)
「1〜2階の軒天(軒裏)をアルミパネルから県産木材と塗装というのは当面は安くなると思うが、塗ったり取り替えたりしていたら、こっちの方が高くなる」
(宮崎市民)
「これだけ(事業費が)かかるというのは、80年間使用することを考えればそれでいいのかな。市全体で市の収入を上げるような施策を大胆にとっていけば、経費削減もさることながら良くなるんじゃないか」
(宮崎市 新庁舎整備課 富正和課長)
「適切、快適にするためには、皆さんのご意見が必要。今後、ご意見をいただいた所については再精査しながら計画を進めていきたい」
この説明会は、今週金曜日、19日にも開かれます。
また、宮崎市は9月25日まで、市のホームページなどでパブリックコメントを募集していて、これまでに18件の意見が寄せられているということです。