宇土市走潟町で大切に育てられている『マルメロ』が今年もたわわに実り、訪れた人の目を楽しませています。
宇土市の走潟公民館の敷地に植えられているのは中央アジア原産のバラ科の植物『マルメロ』です。
マルメロは江戸時代、走潟地区で栽培され、細川家ゆかりの伝統菓子に加工されていましたが、戦後、栽培が途絶えたとされていました。
こうした中、約15年前、地域の住民などがマルメロの栽培を再開。
今では100キロを収穫し、伝統菓子の材料のほか、ジャムなどに加工できるほどになりました。
今年は例年よりやや小玉傾向ということですが、今のところ順調に成長していて、9月20日ごろに収穫を予定しているということです。