敬老の日に合わせて15日、秋田市の高齢者施設では、爪切り専門店がボランティアで利用者の爪を整えました。爪を整えてもらった高齢者は笑顔を見せていました。
爪切りのボランティア活動を行ったのは、秋田市の爪切り専門店「爪切り屋ぱちんと」の下田逸子さんです。
15日は秋田市の高齢者施設「ふきのとう広面」で、利用者の手の爪を切ったり磨いたりするサービスを提供しました。
正しく爪を切ることで指の感覚や機能に良い影響があるといいます。
爪切り屋ぱちんと 下田逸子さん:
「手の爪を切ることで、手の力を増幅させたり物をつまみやすくなったりするのをお年寄りの方にも実感してもらいたくてプレゼントとして回らせてもらっている」
爪を整えたあとは手からひじにかけてのマッサージも。利用者はピカピカに仕上がった爪を目にして思わず笑みがこぼれていました。
利用者は「爪を切る前より軽くなった」「きれいになった、うれしい」などと話していました。
爪切り屋ぱちんと 下田逸子さん:
「相手の笑顔を見るのがやっぱり施術する側もうれしいことなので、所作とかがしやすくなるところを実感してもらいたい」
下田さんは今後も敬老の日に合わせて爪切りサービスを提供し、秋田の高齢者を笑顔にしていきたいとしています。