3連休初日の長崎市で目撃されたのは、高さ65メートルの橋の上で今にも落ちそうになっているトレーラーです。
現場は長崎市の観光名所で港のシンボル「女神大橋」。
13日午前3時ごろ、トレーラーが歩道を乗り越え欄干に突っ込む事故がありました。
運転席部分は激しくつぶれ、橋からはみ出して宙づりの状態になっています。
そばには大破した乗用車が。
一体何が起きたのでしょうか。
警察によりますと、走行中の大型トレーラーが前を走っていた乗用車に追突。
はずみで中央分離帯を乗り越え、反対側の欄干に突っ込み停止したとみられます。
乗用車に乗っていた20代の男性は命に別条なし。
ところがトレーラーに運転手の姿がありませんでした。
事故発生から約1時間半後、男性が近くの海で浮いているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、男性がトレーラーを運転していたとみて調べています。
この事故の影響で女神大橋が一時通行止めになりました。