9月14日夜、三笠市西桂沢の道道で、乗用車が体長約2メートルのクマと衝突する事故がありました。

 14日午後8時10分ごろ、道道116号を三笠市街方面に向かって走行していた乗用車を運転していた50代女性が、進行方向左側の歩道上に体長2メートルほどのクマを発見。

 通り過ぎようとしたところ、クマが突然車道に飛び出して道路を横断しようとしたため、車と衝突しました。

 女性は、クマが車の下に入り込んだと思い、その場で110番通報しました。

 警察は車から降りないよう指示し、現場に駆けつけましたが、車の下にクマはおらず、衝突直後に走り去ったとみられています。

 車のフロント部には、クマのものとみられる毛がこびりついていましたが、車の破損は少なく、自走できる状態でした。

 運転していた女性と同乗者3人にケガはありませんでした。

 警察はクマの出没が相次いでいることから、夜間の走行には十分注意するよう呼びかけています。

北海道文化放送
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