能登半島地震で蔵や店舗が全壊した能登町の酒蔵が14日からトレーラーハウスを使った仮設店舗を開きました。

能登町松波(まつなみ)の松波酒造は地震で酒蔵と店舗が全壊し休業を余儀なくされていました。若女将の金七聖子(きんしちせいこ)さんは短期間での営業再開を目指し、今回、更地となった場所に地盤改良が不要なトレーラーハウスを用意しました。

店内には倒壊した蔵から取り出したり、小松市の他社と共同で醸造した日本酒「大江山」などが並び、買い物客で賑わいました。

松波酒造若女将 金七聖子さん:
「まだ酒蔵を建築するとかはずっと先になるかもしれないけど能登の松波酒造らしい酒蔵とは何かを色んな人たちと考えて進んでいけたら」

来店した人:
「(再開は)本当にうれしいことですので、また、しっかりと飲んで応援していきたい」

トレーラーを活用した店舗は当面、週3日間の営業となります。

石川テレビ
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