静岡市で猛暑日となるなど残暑が続く中、竜巻で甚大な被害を受けた被災地では14日も片付けや被害の認定調査などが続けられています。
14日の静岡県内は朝から気温が上がり、竜巻で甚大な被害を受けた牧之原市も強い日差しが照り付けました。
残暑が続く中、住民やボランティアは壊れたハウスの骨組みやガレキなどを片づける作業に追われていました。
災害ボランティア団体「はままつ na net」代表世話人 柳原一貴さん「これからまだ台風が来るかもしれませんから、そういうことなる前になるべくできることはしていきたいなと思っています」
被災した農家「こうして農地にボランティアさんが入っていただけるということで助かってます」
また支援を受けるために必要な罹災証明書の発行に向けて、住宅などの被害認定調査も本格化しています。
ただ屋根や壁の損壊によって、その後の大雨による雨漏りなどの2次被害も深刻となっています。
被災者「もとの屋根自体がないので、直にもう断熱材とかああいうのなので(大雨で)もう悲惨な状況でした。調査してから罹災証明が(発行される)、判定が出てから(発行)なので他のお宅もあるんですけど早めにやっていただいて良かったと思います」
調査にあたった牧之原市職員・落合洋亮さん「件数が多いものですから、なるべく早めにはやらせていただく予定ではいるんですけども、被災に遭われた方のことを思って1軒1軒慎重に取り組んでいきたいと思っております」
支援を進めるために迅速でていねいな調査が求められています。