愛知県で3年ごとに開かれる国際芸術祭「あいち2025」が9月13日、開幕しました。

 国内最大規模の現代アートの祭典として3年ごとに開かれる「あいち2025」、今回のテーマは「灰と薔薇のあいまに」です。

 戦争で破壊された街でシリアの詩人が詠んだ詩から取ったフレーズで、終末論と楽観論の二項対立でなく、その「あいま」で、来るべき世界を考えることをコンセプトとしています。

 インドネシアの作家・ムルヤナさんのリサイクルされた毛糸が編まれた作品は、深刻な汚染が進む故郷の海への想いを込め、循環する海の豊かさや、生きものの「生」と「死」を表現しています。

 22の国と地域から62組のアーティストが参加する国際芸術祭「あいち2025」は、11月30日まで開かれています。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。