8月14日、北海道知床半島の羅臼岳で登山者の男性がヒグマに襲われ死亡した事故で、登山道の再開は2026年にずれ込むことなどが分かった。
「登山道で男性がクマに襲われた事故から1か月を迎えようとしているなか、現在も花が手向けられています」(川瀬雄也記者)
登山道の入り口に手向けられた花。
8月の死亡事故のあと、羅臼岳の登山道は閉鎖されたままだ。
「(登山道の閉鎖は)残念ですが必要。知床に滞在中は他にできることを探してみます」(アメリカからの観光客)

羅臼岳で8月、登山道を下山していた26歳の男性がクマに襲われ死亡。
9月11日、斜里町や環境省などが会見を開き、この事故の検証を行っていくことなどが発表された。
また、8月には登山道でクマの目撃が相次いでいたが、パトロールで危険なクマが見つからなかったため、登山者への呼び掛けは「強い注意喚起」にとどまったことが明らかになった。
死亡事故はこの翌日に起こった。
登山道は事故の検証がまとまるまで閉鎖され、再開は2026年になる見通しだ。
