12日、北アルプス剣岳の別山乗越付近で、富山県黒部市の男性が登山道から滑落し死亡しました。
12日午前11時頃、標高約2720メートル、北アルプスの別山乗越付近で、登山道を歩いていた黒部市植木の無職・小堀就久さん(69)が約30メートル下に滑落し、同行していた人が警察に通報しました。
かけつけた県警の山岳警備隊が救助し、小堀さんは病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
死因は脳挫傷とみられています。
警察によりますと、小堀さんは12日、5人のグループで山に入り2泊3日の予定で室堂から別山乗越を越えて仙人池を目指していたところでした。
警察が詳しい事故の原因を調べています。