情熱的なタンゴの曲を奏でるのは京都府出身のチェロ奏者・加藤文枝さん。15年前、若手アーティストの登竜門、東京音楽コンクールの弦楽部門で2位に輝いた実力の持ち主です。
加藤さんは13日、かるぽーとで行うチェロリサイタルを前に子どもたちに生の音楽を体感してほしいと、11日から高知市の学校などを回っています。12日は、はりまや橋小学校の6年生に向けて演奏。子どもたちが聴いたことのある曲を披露したいと「愛の挨拶」も演奏されました。児童たちはプロのチェロ奏者が奏でる音色に魅了されていました。
6年生:
「思ってた音とかが違ったり、高い音とか低い音とかばっかりで、こういう音もあるんだなと思いました」
中にはチェロの演奏を初めて聴いたという児童も。
6年生:
「聴いたことない音でしたが、チェロの温かい音を聴いて自分の心も温かくなったしもっとコンサートとかも聴きたいと思いました」
チェロ奏者・加藤文枝さん:
「どんどんみんなの目がキラキラしていってそれがうれしかったですね。もちろん楽に親しんでほしいですし、チェロっていう楽器にも知ってほしいし好きになってほしい」
加藤さんのチェロリサイタルは13日、かるぽーとで午後2時から行われます。