沖縄のサンゴ礁などに生息するカクレクマノミに、シャコガイの中で最小とされるヒメシャコガイ。おちょぼ口で目の周りの模様が特徴的なシマキンチャクフグ。これらはすべて沖縄・宮古島の海でよく見られる魚や貝で25種類が展示されています。

12日、桂浜水族館内にオープンした新エリア「ハマラボ」。ここは宮古島に12日オープンした「チイサナ水族館」とハマスイがコラボレーションした展示エリアです。

チイサナ水族館を運営する海洋水産技術研究所は海洋生物の研究などを行っていて、桂浜水族館と同じ「海と川」をテーマに活動。2019年からハマスイと交流をしてきました。訪れた人は写真を撮ったりして見入っていました。

大阪から来た人:
「鮮やかでかわいいです。(沖縄に)行きたくなりますね。現地でも見たくなります」

また、水槽の下にあるQRコードをスマートフォンのカメラで読み取ると、その魚の特徴などが表示され詳しく生態を知ることができます。

田村優介アナウンサー:
「展示されているのは魚だけではありません。こちらには沖縄の特産品海ブドウが展示されています。おいしそう」

桂浜水族館・藤井康行 学芸員:
「南国気分を味わっていただきたいっていうのもありますし。高知の海にすむ生き物との違いや見た目の面白さ、色の違いなどを見ていただきより楽しんでいただけたらなと思います」

宮古島の水族館とのコラボを記念して売店ではグッズを販売。おとどちゃんと8月に新登場したばかりアシカの男の子「おしかくん」がシーサーの姿になったイラストのTシャツやポーチなどがあります。

9月15日まではスタッフによるガイドツアーが1日5回行われます。「ハマラボ」完成までの秘話などが聞けるかもしれないということです。

高知さんさんテレビ
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