松江市内の書店などで書籍を万引きして現金化を繰り返していたとして、窃盗の罪に問われている鳥取県立学校の女教諭に対し、松江地裁は9月12日、保護観察の執行猶予がついた有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、米子市に住む鳥取県立学校の女教諭(56)です。
起訴状などによると、被告は2025年4月から5月にかけて松江市内の書店とショッピングモールで合わせて7回、書籍12冊約2万円相当の万引きを繰り返し、盗んだ書籍をリサイクルショップに売って現金化していたとしています。

松江地裁で12日に開かれた判決公判で、芹澤俊明裁判官は「常習的犯行で再犯の恐れがある」とした上で、反省の意思が見られるなどとして懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡し、合わせて執行猶予期間中は保護観察を行うとしました。

TSKさんいん中央テレビ
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