秋篠宮家の次女・佳子さまが、9月13日から14日にかけて鳥取県を訪問。
倉吉市で開かれた『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』に出席されたほか、多くの県民と交流されました。

13日午前、鳥取空港に到着された佳子さま。
ピンクのワンピースにブラウンのジャケット姿で手を振って歓迎に応えられました。

歓迎に訪れた人:
「きれいでしたね。かわいかったですね」
「毎年欠かさず手話パフォーマンスで来られて大変ありがたい」
「かわいかった」

佳子さまは、湯梨浜町の心身障害者の救護施設「大平園」を訪問。
クラブ活動の「ボッチャ」を体験されました。

そして、入所者が製作した陶芸の作品を手に取ってご覧になりました。

利用者・石見正敏さん:
「大変光栄でした。楽しかった」

ゆりはま大平園・石田留美施設長:
「大変優しくって、いろんなことを丁寧に聞いてくださいました。利用者が頑張っている姿を見ていただけたのでうれしかった」

倉吉市では、2025年3月に開館した鳥取県立美術館へ。
目玉の展示作品、アンディ・ウォーホルの「ブリロの箱」をご覧になりました。

そして、13日から始まった障害者アートの展覧会を鑑賞されました。

佳子さま:
「とってもきれいな色合いですてきな作品ですね。どれもすてきな色ですけど、青緑が好きです」

鳥取県立美術館・尾崎信一郎館長:
「対話鑑賞を手話通訳を入れてやっていたが、佳子さまが中に入られて手話を使って親しくお話になっていたのが印象的だった」

佳子さまは、13日夜に開かれた『全国高校生手話パフォーマンス甲子園』の交流会に出席。参加する高校生にエールを送られました。

そして、14日の開会式。
佳子さまは、手話であいさつされました。

佳子さま:
「だれもがより幅広い選択肢を持てる社会になることを、そして、これらが当たり前の社会になることを強く願っています」

12回目を迎えた2025年の大会には、予選を通過した12都府県の16チームが出場。手話を交えた演劇やコント、ダンスや歌のパフォーマンスを披露しました。

2025年は「演劇・コント・ポエム」部門で熊本聾学校が3連覇。
「ダンス・歌唱」部門で神戸野田高校が初優勝しました。

佳子さま:
「優勝おめでとうございます。本当におもしろかったです」

熊本聾学校・古川楓さん:
「佳子さまがおもしろいねと言ってくださってとてもうれしかった」

佳子さまが鳥取県を訪問されるのはこれで10回目、今回も県民との絆をより深める機会となりました。

TSKさんいん中央テレビ
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