佐賀空港への陸上自衛隊オスプレイ配備に反対する漁業者らが駐屯地の工事差し止めを求めていた仮処分申し立てについて最高裁判所が特別抗告を棄却していたことがわかりました。
佐賀市川副町のノリ漁業者4人は国を相手取り、佐賀駐屯地の工事差し止めの仮処分を求めていました。
佐賀地裁、福岡高裁ともにこの申し立てを却下していて、漁業者側は、今年4月決定を不服として、最高裁に特別抗告していました。
漁業者側の弁護士などによりますと、最高裁は8月15日付で特別抗告を棄却したということです。
決定に対し、漁業者側は、仮処分が認められず陸上自衛隊のオスプレイが配備されたことなどから、工事差し止めを求めていた本訴の請求趣旨を駐屯地工事差し止めから変更する予定です。