奈良市の小学校で、相次いでインフルエンザと診断された人が少なくとも14人発生しました。
奈良市では、今シーズン初めての集団発生となります。

奈良市保健所によると、市内の小学校できょう=12日現在、18人が発熱や咳などといった症状を訴え、このうち14人が医療機関でインフルエンザA型と診断されました。

これを受け、小学校では11〜12日にかけ、1クラスを学級閉鎖にしたということです。

国の通知に基づき、季節性インフルエンザの新たなシーズンはことし9月1日からで、奈良市ではシーズンに入って初めての集団発生となります。

いまの時期は、インフルエンザの予防接種が始まっておらず、奈良市保健所は換気・消毒・必要な場面でのマスクの着用などといった基本的な感染対策を徹底し、少しでも体調が悪いときは外出を控えるよう呼び掛けています。

関西テレビ
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