ながさきピース文化祭にあわせ、長崎県美術館では皇室ゆかりの美術工芸品から長崎との関わりがある名品を集めた展覧会が14日から始まります。

12日は県美術館でオープニングセレモニーが行われ、小坂智子館長や文化庁の松坂浩史審議官などがテープカットをして開会を祝いました。

この展覧会には、(「皇室の名品と長崎―皇居三の丸尚蔵館収蔵品展」)皇居三の丸尚蔵館が収蔵する約6200件から選りすぐった長崎関連の美術工芸品など、36点が展示されています。(尚蔵館31点、美術館所蔵4点、松浦市教委1点)

このうち、明治から昭和にかけて皇室に献上された三河内焼やべっこう細工からは、長崎で培われた技の力が感じられます。

県美術館 松久保修平 学芸員
「自分の持っている技やエネルギーを注ぎ込んだ充実した作品が並んでいますので、ぜひそれを見ていただきたいと思います」

こちらは、国宝「蒙古襲来絵詞 前巻」。

松浦市鷹島沖で見つかった「てつはう」も描かれていて、引き上げられた実物も同時に展示されています。

この展覧会は10月19日まで長崎県美術館で開かれています。

テレビ長崎
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