大野市議会の議員報酬の引き上げを検討してきた審議会は12日、月額3万円の引き上げが妥当とする答申書を石山志保市長に提出しました。
大野市議会の議員報酬は1997年から月額35万7000円で据え置かれていて、県内9つの市の中で小浜、あわら、勝山の35万円に次いで低い金額です。2024年4月、市議会から市に引き上げを検討するよう申し入れがありました。
12日は、2回の審議会でまとめられた答申書を審議会の安川昭夫会長が石山市長に手渡しました。
答申書では▼現在の経済情勢に合わせること▼議員のなり手不足が問題となっていることなどを踏まえて、議員報酬を月額3万円引き上げて38万7000円とすることが妥当としました。
答申を受け、市長は9月中にも市議会に報告し、条例改正の手続きなどについて検討するということです。
