大規模災害が発生した時に、物資の支援で協力しようと福祉施設とホームセンターを運営する2者が協定を結びました。

連携協定をむすんだのは、伊万里市で福祉施設などを運営している社会福祉法人東方会とホームセンターユートクを運営する祐徳自動車です。
東方会の福祉施設では、災害が長期化したときに物資の確保に時間がかかっているという課題がありました。

今回の協定を受け祐徳自動車は、災害時、優先的に、発電機や紙オムツ、即席めんなどを提供する予定です。

【祐徳自動車取締役流通事業部商品開発部長 一ノ瀬謙ニさん】
「地域に寄り添ったお客様に愛されるいつ行っても色々な対応してくれるということを目指しながら運営していきたい」

【社会福祉法人東方会理事長 大宅啓子さん】
「その時その時に必要なものを供給していただける体制がとれたのかなと。災害は起きてはほしくないですが、起きたときにできるだけ痛みを少なくしていければいいなと思っている」

今から77年前の9月11・12日に、伊万里市を流れる有田川で大きな水害が発生していて、今回の協定締結はその日程に合わせたということです。

サガテレビ
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