天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは12日から3日間の日程で長崎を訪問されます。
戦後80年の「慰霊の旅」を被爆者も歓迎しています。
両陛下と愛子さまは12日午前10時すぎ、特別機で羽田空港から長崎に向けて出発されました。
今回の長崎訪問は戦後80年の「慰霊の旅」の締めくくりにあたります。
このあと、長崎市の爆心地公園で花を手向けたあと、原爆資料館を視察して被爆者などと懇談されます。
沖縄、広島に続いての被爆地・長崎の訪問を被爆者も歓迎しています。
被爆者 三田村 静子さん(83)
「うれしゅうございます。私たち被爆者のこととか戦争のこととか色んなことを考えてるんだと思ってね」
13日は「恵の丘長崎原爆ホーム」を訪問したあと、長崎県美術館で全国障害者芸術・文化祭の作品展をご覧になります。
14日、両陛下は佐世保市で開かれる「国民文化祭」=ながさきピース文化祭の開会式に出席されます。
両陛下そろっての長崎訪問は皇太子時代以来、29年ぶりで、即位後は初めてです。