秋田県内では異例の早さでインフルエンザの感染が広がっています。大館市の小学校と大仙市の中学校で学年閉鎖の措置が取られました。

9月1日から7日までの大館保健所管内のインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり2.5人で、流行の目安とされる「1」を超えました。

また、大館市内の小学校では3年生35人中11人がインフルエンザ陽性と診断され、9日から11日まで学年閉鎖の措置が取られました。

大仙市の中学校でも、9日から3年生が学年閉鎖となりました。

県教育庁によりますと、県内でインフルエンザによって学年閉鎖の措置が取られたのは今シーズン初めてです。

インフルエンザは例年、11月ごろに流行が始まりますが、異例の早さで感染の広がりがみられています。

一方、新型コロナウイルスの患者数は県全体で1医療機関当たり9.08人で、前の週から4%減少しました。

保健所別では、北秋田が14.5人と最も多く、次いで湯沢が13人、横手が10.5人、秋田中央が9.5人などとなっています。

集団感染は、教育・保育施設と高齢者施設で計8件報告されています。

秋田テレビ
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