日本医師会などは、賃金と物価が上昇する中、医療機関や薬局の経営が圧迫しているとして福岡厚生労働大臣に補助金などの対応を求めました。
福岡厚労大臣に要望を行ったのは、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会の3師会です。
3師会は、賃金と物価が上昇する中、医療機関や薬局の経営が圧迫し、閉院が相次いでいるとして、補助金での早期の対応が必要だと訴えました。
その上で、医療は、全国一律の「公定価格」が決められていて、2年に一度の診療報酬改定の前にも、改定が求められる状況だとしています。
要望のあと、日本医師会の松本会長は「3師会の切実な思いとして、早急な補正予算を組んでいただくことなどを述べさせていただいた」と話しました。