トランプ大統領に近い政治活動家、チャーリー・カーク氏が銃撃され死亡した事件で、FBI(連邦捜査局)は11日、事件に関与しているとみられる人物の画像を公開し、10万ドルの懸賞金をかけて情報提供を呼びかけました。
この事件は10日、アメリカ・ユタ州の大学でトランプ氏に近い政治活動家、チャーリー・カーク氏が銃撃され死亡したもので、容疑者は今も逃走しています。
FBIは11日、事件に関与しているとみられる人物の画像を公開し、10万ドルの懸賞金をかけて情報提供を呼びかけました。
容疑者は「大学生くらいの年齢」だとしています。
またFBIは会見で、容疑者が犯行に使用したとみられる銃が雑木林の中で見つかったと発表しました。
押収された銃は高威力のライフル銃だったということで、容疑者が逃走中に捨てられたとみられます。
また、容疑者の犯行前後の行動も徐々に明らかになってきました。
容疑者は建物の屋上から銃撃したとみられていますが、容疑者は大学の建物内に入った後、階段で屋上へ上がり、銃撃した地点へ移動したことが確認されたということです。
また、犯行後に建物から飛び降りて大学の敷地外に移動し、近隣の住宅街に逃げ込んだとみられるということです。
銃撃の瞬間を捉えた映像には、屋上に人影のようなものが映っていて、現地メディアは屋上とカーク氏との距離は183メートルほどだったと報じています。