女性が生理の際に感じる痛みを疑似的に体験することで互いを理解し合って働きやすい職場環境を作ろうという研修が行われました。

「痛い、けっこう中が痛いです」
「汗出てくる…」

痛みに思わず顔をしかめる参加者たち。これは、生理痛の疑似体験を通して、互いの理解を深め働きやすい職場づくりを進めようと東北電力が行ったもので、社員およそ140人が参加しました。

使われた機械は腹部にパットを着けるだけで、生理痛を3段階の強さで疑似体験できます。男性の参加者にとっては女性特有の悩みを身を持って体感する機会となりました。

東北電力ネットワーク監査役室 佐々木一人副調査役
「想像していたよりも強い痛みがあるんだなというのが率直な感想です。女性が休暇申請したくなる気持ちも非常に分かった」

東北電力人財部労務・人財戦略 佐藤絵美子副長
「男性の方々も経験したことがない痛みに対して、どう捉えるのかというところを真摯に考えくれていたことが成果だったかなと思います」

仙台放送
仙台放送

宮城の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。