富山県立山町の舟橋貴之町長は来年1月の町長選に立候補するかどうか明言しませんでした。
11日の町議会で自民党会派が6期目の出馬を求めたのに対し舟橋町長は「まだ熟慮中」と答え、富山地方鉄道の立山線を存続させることができなかった場合、辞任する考えがあると示唆しました。
*舟橋貴之町長
「新年の抱負で私の責任において(立山線を)守ると申し上げた。守れなかったら責任を取らなければいけない。この秋、住民の意見を伺ってみて自分の進退を考えたい」
富山地方鉄道は、立山線の岩峅寺・立山間を自治体からの支援がなければ廃線とする考えを示していて、立山町は現在、県や富山市と具体的な存続策を協議し、11月をめどに方針を固め、富山地方鉄道との協議に臨む予定です。
舟橋町長は60歳。
3期目以降は無投票で当選を果たしています。
立山町長選挙は来年1月20日告示、25日投票です。