10日、高知県と高知市が共通の課題について話し合う会議が開かれ、浜田知事は人口減少対策で県外への「転職」が盲点だったと話しました。

2008年度から毎年開かれているこの会議は、県と高知市のトップが共通の課題を協議するものです。人口減少対策について浜田知事は、高知で就職した若者が県外へ転職してしまうケースが多いと話しました。

浜田知事:
「県内の企業の中で転職してもらえれば問題はないんですけど、その段階で都会へ流れてしまう方が結構おられるということでございますので、この転職者のより詳細な実態把握をしようと今、調査をしています」

一方、桑名高知市長は―

桑名市長:
「若者の定着には魅力ある仕事の創出と魅力ある職場環境づくりが重要であろうことから、高知県が実施している「高知県ワークライフバランス推進企業認証制度」の市民向けの周知を進めていくようにしているところでございます」

ほかにも、小・中・高校生向けのキャリア教育の拡充を目指すことや外国人材の活用について県と市で情報交換していくことが話し合われました。

高知さんさんテレビ
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