新型コロナの新たな変異ウイルス「ニンバス」への感染が高知県内でも7月から増え始めたことが分かりました。

県衛生環境研究所によりますと、9月7日までの1週間に報告された新型コロナウイルス感染者数は定点医療機関あたり11.29人で、前の週とほぼ変わらず高止まりとなっています。新規感染者数は前の週から24人増え429人でした。

また県は、6月から8月に急性呼吸器感染症の疑いがある検体を調べた結果、15人からオミクロン株が検出されました。そのうち10人がのどの強い痛みが特徴とされる新たな変異ウイルス「ニンバス」でした。

「ニンバス」は7月の2週目から7週連続で検出されていて、県は夏休みやよさこい祭りなど人の往来が増えたことが要因の1つと見ています。

高知さんさんテレビ
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