アメリカで発生した同時多発テロから24年が経った9月11日、福岡県北九州市では、警察などの関係機関が、テロの未然防止を呼びかけました。
北九州市門司区で行われた「国際テロ未然防止街頭キャンペーン」。
24年前にアメリカで発生した同時多発テロの被害者を追悼しようと、警察や税関の職員など約80人が平和への願いを込めてパレードを行いました。
この取り組みは、物流の拠点でもあり、海外からも多くの観光客が訪れる門司区で、テロ対策に対する理解を深めてもらおうと実施されました。
パレードの後には、テロの未然防止を呼びかけるチラシなどが配られました。
◆門司警察署 警備課 中村洋平 課長
「テロを許さない社会の実現に向けて、不審者や不審車両、不審物件など、発見の際には、警察など関係機関への通報にご協力をお願い致します」
テロ対策強化の一環として、年内には、警察と海上保安部が合同で訓練を行う予定だということです。