今年収穫された新米の出来を調べるコメの等級検査が、9月11日、宮城県石巻市で行われました。
11日は石巻市桃生町にあるJAいしのまきの施設に、地元で収穫されたひとめぼれとササニシキ、合わせて約20トンが持ち込まれました。
検査では検査員がコメの色や形、水分量などを調べていきました。
JAいしのまきによりますと、今シーズンは夏の猛暑と水不足の影響が懸念されましたが、昼夜の温度差が大きかったことなどから、例年並みの品質に生育したということです。
検査を受けたコメは最もよい「1等」の評価となりました。
JAいしのまき営農部米穀課 亀山宏道課長
「暑さと水不足で品質低下が心配されたが、今日の検査品はそのようなことがなく、良かったというのが実感。良いコメを消費者の皆さんに届けられると思うので食べてほしい」
検査した新米は、9月20日からJAいしのまきの直売所などで販売される予定で、JAいしのまき管内での今年の集荷量は去年より2400トン多い2万5200トンを見込んでいます。