仙台市内のスポーツ施設で車止め用ポールなどを盗んだとして、宮城県警は11日、仙台市青葉区に住む会社員の男を窃盗の疑いで逮捕した。
県内では同様の金属製品の盗難被害が相次いでおり、警察は関連を慎重に調べている。
逮捕されたのは、仙台市青葉区台原3丁目に住む会社員、佐藤健一容疑者(57)。警察によると、佐藤容疑者は8月12日午後4時ごろから翌13日午前7時半ごろまでの間、仙台市宮城野区にあるスポーツ施設の敷地内で、車止めポールなど2点(時価合計およそ6万7000円相当)を盗んだ疑いがもたれている。
県内では、仙台市や富谷市などの複数の公園で金属製のポールが相次いで盗まれる被害が発生。主にステンレス製の車止め用ポールが標的となっており、被害総数は100本を超えるとみられている。
警察は、今回の事件と他の盗難事案との関連についても視野に入れ、余罪の有無を含めて慎重に捜査を進めている。