山陰地方は10日、活動が活発な秋雨前線の影響で断続的に雨が降りました。
島根・鳥取両県には一時「線状降水帯」の発生を予測する情報も発表されました。
実際に発生はありませんでしたが、それでも局地的に非常に激しい雨が降りました。
10日の雨雲の動きを振り返ります。
日本海に延びていた秋雨前線による発達した雨雲が、島根県を中心にかかりました。
このため出雲市や益田市、松江市などに一時大雨警報が発表されました。
その後、鳥取県にも雨雲が移動し、雨を降らせました。
今回、線状降水帯は発生しなかったものの各地で大雨になりました。
現在の鳥取市の様子です。
夕方に雨が降り、やや強まった時間帯もありました。
前線はゆっくり南下していて、夜遅くまでは竜巻などの激しい突風、急な雷雨に注意してください。
今回、大雨をもたらしたこの秋雨前線。
11日から12日にかけて南下して山陰から離れますが、13日以降に新たな前線が近づくと予想されています。
このため、11日は天気がぐずつく一方、12日は晴れ間が戻る見込みです。
ただ、13日以降に西から前線が近づくと予想されるため、今度の3連休は天気がぐずつききそうです。秋の長雨に注意が必要です。