台風15号による大雨や竜巻の発生から9月10日で5日。

静岡県吉田町で町の職員とともに被災した建物の調査などにあたっていたのは、島田市や藤枝市などの周辺市町の職員です。

被災した住民:
2階の小窓が割れた。雨風がこっちだからその部屋は孫の部屋で、ベッドやテレビが全部だめになった

牧之原市静波から吉田町大幡にかけて、国内最大級の竜巻が発生。

吉田町ではこれまでに住宅156棟の被害が確認されています。

職員は罹災証明書が提出された住宅に出向き、住民からの聞き取りや家屋の傾きなど、被害の状況を調べてきました。

また、10日午後には災害時の相互応援協定を結んでいる福岡県八女市の職員も到着し、今後の対応などを協議していました。

八女市の職員は12日まで町内で被災状況の調査を担います。

福岡・八女市 消防防災係
大久保洋平 係長:
(発災から5日たち)職員や住民は大変な時期だと思う。少しでも力添えになれるよう支援業務を頑張りたい

また、牧之原市の市長や若手の生産者などは小泉進次郎 農林水産相を訪問。

農業用ハウスの倒壊など、被害を報告するとともに再開への負担がかかりすぎないよう「激甚災害」への指定などによる経済的な支援を求めました。

小泉農林水産相は「何ができるか考えてきたい」などと話しています。

テレビ静岡
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