香川県内で急増している特殊詐欺による被害を防ごうと通勤・通学客に注意喚起を行う緊急対策が９月１０日、ＪＲ高松駅で行われました。
ＪＲ高松駅では高松北警察署の警察官や防犯の大学生ボランティアなど２４人が特殊詐欺被害の防止を呼びかける啓発カードを配って注意喚起しました。
香川県内では２０２５年の上半期までの特殊詐欺による被害総額が約５億４８００万円と２４年の同じ時期に比べて３倍近く増加しています。高松北警察署管内でも認知件数、被害額ともに２０２４年を大きく上回るペースで増えていて、対策が急務となっています。
（高松北警察署 旭国雄署長）
「特に警察官かたりのオレオレ詐欺が増えている。ＳＮＳ型の投資詐欺、ロマンス詐欺が増えていて何か不審・不安を感じたら必ず知人・警察に通報・相談することが大事」
高松北警察署では９月いっぱいを緊急対策期間として啓発を強化したいとしています。
