福岡県北九州市のデパートで10日、来年の正月に向けた「おせち商戦」が始まりました。
10日に「おせち」の予約が始まった北九州市の小倉井筒屋。
特設売り場には朝から長い行列が出来ました。
今年のおせちは過去最多となる356種類で、全国各地の料亭や有名ホテルなどから集めたこだわりの逸品が並びます。
洋風食材を取り入れた毎年人気の井筒屋オリジナルおせちに、九州産の伊勢エビやあわびをぜいたくに使った豪華おせち。
価格は1万円台から18万円台までとなっていて、原材料費や輸送コストの高騰が続いているため、一部の商品は5%から10%値上がりしているということです。
そして、今年のトレンドは…。
◆記者リポート
「今年は小さめのおせちを複数買う方も多いということです」
コロナ禍に人気を集めた少人数で食べる「小さめおせち」、最近はこれをいくつか購入し、オードブル感覚で食べ比べすることが人気だといいます。
◆井筒屋本店 阿部翔太郎 課長
「和と洋を食べ比べたりとか、いくつか買って楽しむ買い方も増えている。気に入った一品を探していただけたら」
小倉井筒屋では12月9日までおせちの予約を受け付けています。