自民党の茂木前幹事長が10日午後3時から記者会見し、10月4日投開票の総裁選挙への出馬を正式に表明しました。
自民党・茂木前幹事長:
自民党、日本経済を必ず再生の軌道に戻す。そして次の世代にしっかりとバトンを渡せる政治をつくる。全責任を背負い、どんな逆風も真正面から受け止め、必ず結果を出します。
茂木氏は「結果を出す」という言葉を繰り返し使い、自民党と日本経済の再生について「2年で道筋を作る」と述べ、党の改革や物価高対策、賃上げに取り組む考えを強調しました。
また、野党との連携について「個別政策ごとに野党に協力を求めるのでは政治は前に進まない」との考えを示した上で、「外交安全保障、エネルギー政策など、基本的政策が一致できる政党と新たな連立の枠組みを追求し、力強い政権基盤を固めていく」と自身の構想を語りました。
さらに、総裁候補とみられている小泉農水相と小林鷹之元経済安保相の名前を挙げ、「若手を積極的に登用し、真の適材適所を実現する」と強調しました。