日本航空の機長の滞在先での飲酒が発覚し運航便が大幅に遅れた問題で、国土交通省は日航に対して、行政指導にあたる厳重注意を行いました。

この問題は8月28日、日本航空の機長(64)が、ハワイのホノルルから出発する前に、社内規定で禁止された、滞在先のホテルで飲酒していたことが発覚したもので、あわせて3便が最大18時間以上遅れたものです。

日航をめぐっては、2024年から飲酒などの不祥事が繰り返されていて、国交省は10日、「飲酒に関する管理監督が十分ではない」などとして、行政指導にあたる厳重注意を行いました。

一方、日航は午前11時から鳥取三津子社長らが記者会見を行い、謝罪しました。

日本航空・鳥取三津子社長:
大変ご迷惑とご心配をおかけしましたことを心より深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。

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社会部
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